2024年10月の健康通信

日本人の国民病とまで言われているがんですが、日本と欧米諸国を高齢化の影響を除いた数値(年齢調整罹患率)で比較すると、
全がんで男性は同程度かやや少ない、女性は70~80%程度の罹患率ですが、欧米諸国よりはるかに高い数値を示す部位もありました。
大腸がんや乳がんといったがん検診対象部位は、日本において年齢調整罹患率が高いだけでなく、増加傾向にあるそうです。
がんにならないためには生活習慣の見直しが必要ですが、しっかりとした健診を受けて早期発見することがとても重要です。

米国ではがん死亡率がここ30年で33%減少したそうです。
その要因は早期発見、治療、喫煙減少が進んだことと言われています。
日本の場合この中で早期発見が遅れているようです。

定期健康診断の他にがん検診の受診もしておいた方が良さそうですね。

それでは本日もご安全に!!