2021年9月の安全スローガン

9月の安全スローガンは「密さける たもつ距離感 車間距離」です。

車間距離を取ることが追突事故防止につながるということは皆さんもご存じかと思いますが、

50km/hなら35m以上、80km/hなら80m以上などと距離の数値で表現されていても

実際の道路では目印などがないと把握しづらいと思います。

そこで埼玉県警が推進している「0102運動」を実践してみてはいかがでしょうか。

「0102運動」とは、車間距離を時間で捉える方法で、

前の車が通過した地点を、2秒以降に自分が通過する車間距離を開けよう、というものです。

秒数の感覚には個人差があるので、それぞれの数字の前に「0」を付けて数えることにより

正確な2秒を数えることができます。

「1、2(イチ、ニ)」と数えるのではなく、「0、1、0、2(ゼロ、イチ、ゼロ、ニ)」とゼロをいれて数えます。

走行速度や車両の種類、天候などで安全な車間距離は変化するので、余裕をもって3秒以上の間隔を開けることを心がけてみましょう。

車も人も距離感だいじ。

これから秋にかけては台風や豪雨などの異常気象が増える季節です。

異常気象に対応していくためには正確で早めの情報入手が大切です。

事前に気象情報の入手先を確認し、台風シーズンに備えておきましょう。

予報には無い急激な天候の変化にも注意しましょう。

9月は当社でトレーラー事故防止月間です。

トレーラー事故の主な原因といえばスピードの出しすぎによるトレーラー部分の横転、急ブレーキによるジャックナイフ現象や

内輪差による巻き込みなどがありますが、全日本トラック協会による「トレーラー事故防止マニュアル」を参考に

これらの事故を防ぐためのポイントを理解して事故防止に努めましょう。

トレーラ事故防止マニュアル | 全日本トラック協会 | Japan Trucking Association (jta.or.jp)

令和3年秋の全国交通安全運動が9月21日(火)から30日(木)までの10日間実施され、

運動期間最終日の9月30日は、「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。

交通死亡事故ゼロを目指す日(内閣府)の詳細についてはコチラ⇒交通事故死ゼロを目指す日 – 内閣府 (cao.go.jp)

運動の重点項目には「子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保」が第一に掲げられ、横断歩道などでの一時停止と安全確認を励行し、

歩行者の安全確保を図ることが強調されています。

生活道路や学校の近くなどを走行するときは、十分注意して走行しましょう。

自分で気が付かなくても走行中に何かに当たったような音や衝撃を感じたら安全な場所に車両を停止させて周囲を確認しましょう。

くわしくはコチラ 令和3年秋の全国交通安全運動推進要綱 – 内閣府 (cao.go.jp)

それでは本日も、無事故でご安全に!!